前鬼(ぜんき)
高名な修験者がかつて従えていたと伝えられる鬼。 対となって描かれることの多い「後鬼」とは夫婦とされる。
元は災いをもたらす鬼であったが、修験者によって伏せされた後、従うようになったとされる。
鬼という名を持ちながらも、伏せられた後に従え、あるいは弟子となったと伝えられ、 彼らの子とされる五鬼の家は五家として伝えられている。
「我は前鬼。道を切り開き、後に来る者が歩めるようにする者なり」
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