鎌鼬・参(かまいたち・さん)
風に乗って現れ、風を操り人を切り裂く、いたちの見た目をしている あやかし。 本来、鎌鼬の風は、切られても痛みを伴わず血も出ないと伝えられて いたが、かくりよの門の影響か、伝承通りにはなっていないようであ る。 また、転んだ際に鎌のような形状の傷口を負った場合、それは鎌鼬の 仕業であるらしい。
鎌鼬は複数でまとまって移動しているらしく、この鎌鼬は手に持つ薬 草によって傷を癒している。 鎌鼬に風によって生じた切り傷から血が出ないのは、このあやかしが 治しているためらしい。
「状態異常攻撃を頻繁に使って、こちらを攪乱してきます。対処する 術はしっかりと用意しておくべきですね」
伝承では傷を治してくれる役目なのだが、薬を転じて害あるものとして使ってくる。 三体の中では唯一伝承と逆の行動をしてくる、ひねくれ顔のにくい奴である。 耐性は壱に近く、同程度の威力であれば問題なく壱と同時に倒せる。
どうでもいいけれど、同様の伝承ではあくまで三位一体が基本であり、 文ちゃんの情報でも複数で移動しているとあるのに、三体同時での出現はあまりお目にかかれない。
鎌鼬の扱いの大きい作品としてはうしおととらが有名か。 そちらでも同様の伝承の存在として語られている。
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