鎌鼬・壱(かまいたち・いち)
風に乗って現れ、風を操り人を切り裂く、いたちの見た目をしている あやかし。 本来、鎌鼬の風は、切られても痛みを伴わず血も出ないと伝えられて いたが、かくりよの門の影響か、伝承通りにはなっていないようである。 また、転んだ際に鎌のような形状の傷口を負った場合、それは鎌鼬の 仕業であるらしい。
鎌鼬は複数でまとまって移動しているらしく、この鎌鼬は手に持つ木 の枝によって人を転ばせている。 何もない場所で突然に転んでしまうのは、このあやかしが原因である らしい。
「多くの範囲攻撃を使ってきます。風を操るあやかしなだけあり、風 属性の攻撃に対しては平気な顔をしていますね」
鎌鼬は伝承によっては常に三位一体であるらしい。 一体目が転ばせ、二体目が切りつけ、三体目が薬を塗る、 これを目にも止まらぬ早業で繰り出すことで傷だけを残すとのこと。 本来はただのいたずら好きな程度のあやかしに過ぎない。
風に強いらしいが、全体攻撃で風属性のものは旋風地獄くらいのものなのであまり関係がない。 体力が高くて倒しづらく見えるが、他の耐性が低いため濡女より撃ちもらしは発生しにくいだろう。
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