青行燈・這(あおあんどん・はい)
三河三島に出現したかくりよの門の守護者だったもの。 一度は討伐されたものの存在までは消滅せず、遠く離れた三河の人々が口に することで徐々に力を取り戻した。
人の間では「百物語」は度胸試しの遊びとして伝わっており、百話目を話さない という取り決めがあるがこれを破って百話目を話した者も少なからずいるという。 百話目を話すと本当に怪異が起きるとも言われているが、それは嘘か真かは 定かではない。
「……三河の人間からの目撃情報は多数ありました」 「ふむ。例えばどんな?」 「喜々として声を掛ける漁師に、楽しく世間話をしたことがある女人、新しい怪 談話を教えて貰った講談師もいると……」 「馴染んでおる青行燈と、三河の人間の度量。どちらに感心するべきか……」
青行燈と同じ技を使ってくる。
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