入内雀(にゅうないすずめ)
古い伝承に残る「陸奥国」から京を望むとされる鳥を元とした「式」。 鳥は古くから何らかの化身として使役されることが多く、 陰陽師の大家では京に残る伝承である入内雀を式として使役し、家の警備にあてているところもあるという。 京を望み、執着する部分が屋敷を守るに適している、と見られたのだろうか。
「入内雀は刺突と呪属性を使ってきますが、それぞれの威力はそこまで脅威ではありません。 その鳴き声で外敵の侵入を知らせるのが主な役割みたいですよ」 「京を望む思いを式とし、警護に使う……悼むのではなく見下しているように感じるわ」 「澄姫、そのくらいにしておきなさい」
コメントはありません。 Comments/入内雀?
コメントはありません。 Comments/入内雀?