ハニマノカブル(はにまのかぶる)
幽世の海中及び海辺に棲むあやかし。 元は伝承から生まれたあやかしで、伝承中では子供が騒いだり泣いたりすると現れるとされている。 しかし薩摩に出現した幽世内では、大人のヒソヒソ声にも反応して近づいてくるらしい。 海中の砂に射した影が着物を着たような姿だが、 その目は深海に吸い込まれた太陽の光を光源としており、じっと見つめるとくしゃみが出る人間もいるという。 「ふ……ふぇっくしゅん! つ、つい太陽を見てしまいました。 どうして太陽を見るとくしゃみが出るのでしょう?」
「近く……ハ…マノ……」
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