手の目(てのめ)
両の目が無い代わりに、それぞれ掌に目がついているあやかし。 大首と同じく、元となった伝承が伝えられておらず、怪談から生まれたものとされる。
こうした怪談から生まれたあやかしが多く確認される土地は、何も伝承が少ないとされる土地ではない。 一説にはあまりに強い伝承を持っているあやかしの固体がいるため、その他に関して 創作されたものしか生息できないのでは、と目されている。
「手の目はその姿を見せて驚かせる怪談が元になっています。 そのため、通常攻撃でも驚いてしまい、行動ができなくなることがありますよ」
パッと見のみた目はかわいいけれど、大首と同じくらい油断できないあやかし。 通常攻撃が属性攻撃かと思うほどの威力があり、おまけに確率でスタンする事がある。 全体攻撃もわりと気軽に放ってくるため時間をかけると不利になりやすい。 基本的に猛火めくらべと同じ対処法で問題はないが、 浸毒手の目と一緒に出てきたときは、できればそちらを優先しよう。
手の目は江戸時代の百鬼夜行図に描かれた妖怪。→手の目 だがそれに繋がる怪談や逸話も諸説あり、何処が発祥なのかは判断は出来ない。 百鬼夜行の手の目や怪談の手の目は基本的に坊主や男性として描かれているので、 かくりよの手の目はどちらかというとより式姫に近い存在なのかもしれない。
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