片目の魚(かためのさかな)
赤い体を持ち、片目の魚。 あやかしとしての側面が強く、元の種類はもう確認できない。 元々魚ではなく、自ら片目を刺し、川に身投げした人の変じたもの、 とされることもあるが、実情は定かではない。 「片目であっても、特に視野が狭いことは無いそうです。あやかしは目以外のもので何かを見ているのかもしれませんね」
釣りをしているとたまに現われる敵。片目の鮒の上位版。 これも大して強くはないので、さくっと倒してしまおう。 ただし、だらだらしてると全体攻撃が飛んでくるので油断しすぎないように。 試練に必要だが出現率は(釣りの関係上)高くないためそこだけが非常に厄介。 2014年7月16日のアップデートで、専用アイテムの鱗を落とすようになった。 自宅で鑑定することで一定の確率で数種の魚に変化する。
なお、このあやかしが片目であることに関しては、現代では柳田國男の書物などに詳しい。 その昔は、神は二つ目より一つ目を好む、一つ目の方が神と親しくなれる、と信じられており、 神にささげる贄となる魚を片目にしてからささげたという伝承に基づいてのものと考えられる。
また近江国などには、水神の生贄として人柱にする娘を片目にしてささげた伝承も残っているが、 このあやかしの解説はそれを指していると思われる。
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