子猩猩・弐(こしょうじょう・に)
猩猩とはもともと大陸のあやかしで、人の言葉を理解して酒を好む伝承が伝えられていた。 この国では赤ら顔に赤い毛という猿が連想できる姿として伝えられ、 船を沈めるものから山岳で襲われる伝承まで幅が広い。 この猩猩は猿に取り付いたあやかしのようだ。 紅葉の葉を額に着けているが、その葉は悪臭を漂わせている。 「悪臭を付けられてしまうと、道具が使えなくなってしまいます。気をつけないといけませんね」
かくりよの門の影響によってあやかしになった猿。 道具封印という珍しい攻撃をしてくるが、そもそも戦闘中に回復アイテムを使う機会は多くない。 そのため、壱や参よりは組しやすいあやかしと認識されている。 能力的には壱とほぼ変わらず、毒攻撃が悪臭攻撃に変わっただけであり、 子猩猩・壱、子猩猩・参などとセットで出てくる場合の厄介さも壱と同程度。 主にエリア4~ボス前を縄張りにしているが、壱や参よりは若干遭遇率が低くなっている。
斬撃に弱いようだが、赤鬼や青鬼などよりは耐久力があるため、一気に倒すのは難しい。 しかし、三種の中で最も管理がしやすいあやかしなので、油断しなければ恐ろしくはない。
それにしても、悪臭で道具が使えなくなるというのは……鼻でもつまんでいるのだろうか?
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