払子守(ほっすもり)
払子とは寺などにおかれている仏具である。 払子守は棒の先に毛がついている払子が髪になり、まるで座禅を組んで いるように見えるあやかしである。
木魚達磨などと一緒に現れることが非常に多い。 徒党を組んで現れるあやかしは非常に珍しく、その由来のせいであるとされる。
「払子守は少し変わったあやかしです。聖属性と呪属性の攻撃をもつほか、 こちら全体に効果のある攻撃を持ちますが、追い詰めると全体攻撃は使ってきません。 術全般に耐性があるそうですので、気をつけてくださいね」 「ふむ……耐性に触れたか」 「これは説明されていませんでしたし!」
出会い頭に構え→全体攻撃をかましてくる可能性があるという珍しいあやかし。 物語中でも吾様から直々に忠告を受けることになるので身構えてしまいがちだが、 実際には全体攻撃の頻度はそこまで警戒するほど高くはない。 また構えの時間もそこそこ余裕があるので、攻撃力の高いPTならば問題なく蹴散らせる。
このあやかしの真骨頂はいきなり全体攻撃を使ってくるという事そのものではなく、 1T目に攻撃をバラけさせて同時に出現した他のあやかしを倒させないようにする事にあるので、 その手には乗らず、攻撃を散らさずに1匹ずつしっかり仕留めていくのがよい。 そこまで露骨ではないが、ある意味すねこすりと同タイプ。
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